ブラック王子に狙われて①




俺は慌てて階段を下りると、


玄関から上がって来た兄貴と遭遇。


そして………


兄貴の発した言葉に膝から崩れ落ちた。


『絢ちゃんて、すげぇ可愛くて…ガードが超甘いんだな』


  ・ ・ ・ 


おいっ!!


アイツに何をしたんだよ!?


その夜、兄弟喧嘩をしたのは言うまでも無く。


俺はアイツにしつこいくらい連絡して…


一晩中、アイツからの連絡を待っていた。





翌日、痺れを切らした俺は彼女の家に向かった。


向かう途中で“俺の家に来たい”というような内容のメールが届いた。


はぁ?


普通は昨日何してたか…報告するもんじゃねぇのかよ。


昨夜、あれだけ俺からの連絡を無視したのに。


今日になって普通に連絡よこしやがった。


はぁ?何なんだ!?イライラする。


俺は猛スピードで彼女の家に向かった。