俺とユウは2人して……
「「 マジかよ 」」
男とは…時に思いがけぬ事態に遭遇する。
何とか無事に遊園地に到着した俺ら。
ユウと予め別行動をしようと話がついていた。
ユウは電車の中で彼女に打ち明けたようで。
納得が出来ていないのはただ1人。
フッ。マジでパニクってる。
俺はそんな彼女の手を取り、いつもよりゆっくりペースで歩き始めた。
―――ユウに説教されたんだ…。
あまり苛めてばかりいると、大事な時に“男”として見て貰えないぞ…と言われ。
俺はこのデートを機に、少し彼女に歩み寄ってやることにした。
まぁ、世の中の男からしたらコレが普通らしいが。
“名前を呼べ”と言っても呼ばないし。
俺が手を握らなければ、彼女から掴みに来ることも無い。
俺が話し掛けなきゃ、ずっと黙ったままだし。
やっぱりユウの言う通り、苛め過ぎたか?
“笑顔を見せろ”と言って、やっと笑顔になった。
笑顔じゃ無くても可愛いが、笑顔の彼女はさらに可愛い。
ヤバッ…俺まで顔が緩む。
そんな彼女が堪らなくて…つい、唇を奪う俺。
やっぱ……最低だ。



