ブラック王子に狙われて①




「っんッ………んっ?」

「目が覚めたか?」

「ん?………えっ!!?」




目の前に……

夢にまで見た人が………。





「慧………くん」

「ん?……大丈夫か?」

「へ?」

「痛い所は?」

「え?」




彼ががおでこに手をかざしている。




「当たり前だが、熱はないな」

「?????」

「どうした?気分でも悪いか?」

「えっ?」




彼が顔を覗き込んで来る。

???

イマイチこの状況が呑み込めず、

頭に手を当て考えているから…

心配……してくれたみたい。



これって……夢じゃないよね?