「やっと、双葉とー」

チュッ

海斗は優しく私にキスをした。

「海斗・・・」

「ん?」

「ここ、学校だよ」

「だな」

私達はまたキスをしてから図書室を後にした。


教室に帰ると、


「春っ」

陸がへへん、とやってきた。

「何?」

「おわっ」

?!?!?!?!

陸が何かに足を引っかけて転んだ。


と同時に私にせまってー・・・。

ボスッ

「いってー・・・悪い、春」

「お、おぅ」

「は・・・る・・・お前・・・」

陸がふるえた声でつぶやく。

ん?

っ!!!!私はたおれた時、肩が制服から出てしまっていたらしい。

だって男子用だったし・・・。