彼女がいたから、私を振ったんじゃん。


なんだ、なんだぁ・・・。

ポロポロと涙が零れた。

あれ?

私、何泣いてんの。

はは。

二人はまた笑いあっていた。

なんか、仲良さそうだなぁ。

いいなぁ・・・。

私はごしごしと涙を拭いて小走りで家に向かった。