笑顔 〜砂時計〜


「あ、うん」

そういうと野崎君は花壇まで持って行ってくれた。

…野崎君って、やっぱり太陽みたいに優しい笑顔の人だな。

「これ、ここに置くね!」

「ありがとう」

こんなに優しい人に冷たくあたる私。

どうしようもない事。
直したくても、直せない。
笑いたいけど、笑えない。

悪い事をしているのは分かってる…。

すると、野崎君は気まずそうに私を見ている。

「少しくらい笑えば??感じ悪いよ…」なんて言われるのは目に見えてる。


だけど、野崎君が発した言葉は意外なことだった。


「あのさ、こんなこというの失礼かもしれないけど…栞奈ちゃんってカッコイイよね!!」