……熱い。
とてつもなく熱い。
汗が俺の体から滴る。
『高瀬』
『何ですか?』
この前、監督に呼び止められた。
監督はジッと俺を上から下まで見た後、呆れたようにため息をついた。
『動きすぎだ』
『え?』
『体が疲れている。
お前、帰ってからきちんと休んでないだろ』
核心をついた言葉に俺は何も言えなかった。
ただごまかすように笑った。
『そんなことないっすよ。
ちゃんと授業中寝てるし』
『お前な……』
『じゃあ、お疲れさまです』
……さすがに今日は動きすぎたかも。
本当に最近ロクに休んでなかったから。
「……もう限界か?」
谷先輩がスッと目を細めた。
……ヤバい、カットされる!
そう思った……その時。
「……大和?」
小さくもはっきりとした声が聞こえた。
誰の声かなんて……すぐに分かった。

