青空バスケ


「大和……」


いつもバスケばっかり。

バスケットボールに嫉妬しそうになったこともある。

でも、バスケを楽しそうにやってる大和が大好きなんだよ。

好きな人が好きなことを楽しんでる姿を見れるのは、凄く素敵なこと。

……だから。


「……頑張って!」


知ってるよ。

大和がどれだけ努力してるか。

ずっと傍で見てきたから。


……大好き。


そんな言葉だけじゃ伝わらない、17年間温め続けてる思い。


「……ウチも挽回してきたが、まだまだだな」

「第2クォーター……終了しましたね」


なかなかアズイチに追い付けない。

まだあと半分残ってるけど……みんなの顔に余裕はない。

……ふと、大和の方を見た。

ベンチに座り、頭にタオルを被せたまま下を向いている。


汗の量が……すごい。


どれだけキツイ試合なのかがよく分かる。