青空バスケ


一年生達は全然反省の色を見せなかった。

それどころか大和の悪口を言い始めた。


……ありえない。


あたしはずっと我慢してきた。


でも……とうとうあたしの堪忍袋の緒が切れた。


大和の部活停止最終日。

その日もいつも通りに部活をやっていた。

部活の合間に挟む十分休憩。

その休憩時間で事は起きた。


「最近大和来なくね?」

「サボりじゃないんですか?」

「あー、かもな。
アイツ、バスケは上手いから。
暁弥には一度も勝ったことねぇけど」

「自分はできるから練習する必要ないってことですか」

「ありえねぇわ~、最低」


……ブチッ。


……あたしの中で完全に何かが切れた。


……あたしはみんなに配ろうと手に持っていたボトルを落とした。

みんなが驚いてこっちを見た。


「岬先輩!?大丈夫ですか!?」

「…………いで」

「え?」

「ふざけないでっ!!」