青空バスケ


次の日も……その次の日も大和は部活に来なかった。

いつもはバスケの話ばっかりするのに、最近は全くしなくなった。

違うクラスの村山君が休み時間の度にウチのクラスに来て話をしていく。

他愛もない話。

バスケの話は出さない。


……そんなある日のこと。


一時間目が終わるとすぐに村山君が教室に来た。

だけど……その顔はとても焦っていて、よっぽど急いで走ってきたのか息が切れていた。


「大和!岬!」

「そんなに急いでどうしたんだよ」


呑気に大和が聞くと、村山君はバン!と大和の机に両手をついた。


「大変なんだよ!」

「だから何が」

「部停になった!!」

「……は?」


部停……部活停止?

何で……?


「……部活終了時刻過ぎたら、延長届けか顧問の許可がないと活動禁止だろ?」

「あぁ。
守らないと連帯責任で一週間の部停だろ?」


光ヶ丘は結構校則に厳しい学校。

去年は大和とアキ君がなかなか帰ろうとしないから、よく谷先輩が顧問に許可を取ってたっけ。



「……それが二週間」

「……何があったんだよ」