不意に目が覚めたときには
もう、終点にいた。



・・・やっば。寝過ごしたぁぁ



背中に冷や汗が伝う。



さすが終点。
たくさんの人がバスを降りていた。



そんな中、
私の目はふと、前のほうに座っている
学生に目が止まる。



たぶん、男の子。