次の日になると、だいぶ冷静になっていた。
会ったらとりあえず謝ろう。気まずいのは嫌だ。
しかし、そういうときに限ってなかなか会わないのもだ。
放課後に図書館に寄ったが、高津はいなかった。珍しいものだ。
・・・・俺のせいか?
ソファーに沈むように座ってみる。
「あ。石見君?」
高津かと思った。実際は全然違った。
緑のスリッパということは三年生か。なんで俺の名前を知っているんだ?
「えっと・・・?」
「あ。わたしは三年の鈴木っていうの。千沙ちゃんの友達でしょ?」
千沙?・・・あぁ。高津の下の名前か。
「別に友達ってわけじゃないけど・・・」
「そう?充分仲良く見えたんだけどな。でも、今喧嘩中でしょ?」
図星というやつか?このヤベッという感覚は。
「朝、あの子に会ったときになんか元気が無かったからね。あの子とは面識があったし、君が一方的に悪いなら怒ってやろうと思ったんだけど。そうでもないみたいね」
この人はいろいろ分かっているみたいだ。
俺は、大まかな昨日の出来事を鈴木に話した。
会ったらとりあえず謝ろう。気まずいのは嫌だ。
しかし、そういうときに限ってなかなか会わないのもだ。
放課後に図書館に寄ったが、高津はいなかった。珍しいものだ。
・・・・俺のせいか?
ソファーに沈むように座ってみる。
「あ。石見君?」
高津かと思った。実際は全然違った。
緑のスリッパということは三年生か。なんで俺の名前を知っているんだ?
「えっと・・・?」
「あ。わたしは三年の鈴木っていうの。千沙ちゃんの友達でしょ?」
千沙?・・・あぁ。高津の下の名前か。
「別に友達ってわけじゃないけど・・・」
「そう?充分仲良く見えたんだけどな。でも、今喧嘩中でしょ?」
図星というやつか?このヤベッという感覚は。
「朝、あの子に会ったときになんか元気が無かったからね。あの子とは面識があったし、君が一方的に悪いなら怒ってやろうと思ったんだけど。そうでもないみたいね」
この人はいろいろ分かっているみたいだ。
俺は、大まかな昨日の出来事を鈴木に話した。


