「・・・行ったか」
姿が見えなくなると、ため息をついた。
「別に私もそこまで気になるってわけじゃないんだけどねー」
そういいながら、カウンターの下に置いてある木箱の一番上の引き出しを開けた。
そこには学校関係者全員分の貸し出しカードが入っていた。
「えーっと。一番最近は九月三日。その日に本を借りた人は・・・」
面倒くさいと言いながらも探す。
「あった!」
職員用からカードを見つけた。
「その前に借りられたのは八月三十一日だからー」
職員用のカードにはその日に借りた人はいなかった。
次に三年生のところを探す。
「あった。あった」
カードを見つけたことに満足しながら時計を見ると、既に帰りの電車が出ていた。
「うわっ。次まで二時間あるじゃん。暇ー」
仰け反った体制になる。
「まぁ。今日は最低もう一人は来るだろうからいいか」
姿が見えなくなると、ため息をついた。
「別に私もそこまで気になるってわけじゃないんだけどねー」
そういいながら、カウンターの下に置いてある木箱の一番上の引き出しを開けた。
そこには学校関係者全員分の貸し出しカードが入っていた。
「えーっと。一番最近は九月三日。その日に本を借りた人は・・・」
面倒くさいと言いながらも探す。
「あった!」
職員用からカードを見つけた。
「その前に借りられたのは八月三十一日だからー」
職員用のカードにはその日に借りた人はいなかった。
次に三年生のところを探す。
「あった。あった」
カードを見つけたことに満足しながら時計を見ると、既に帰りの電車が出ていた。
「うわっ。次まで二時間あるじゃん。暇ー」
仰け反った体制になる。
「まぁ。今日は最低もう一人は来るだろうからいいか」


