そしてやってきた放課後。

会議室についた私たちを待っていたのは、霧生君達に負けず劣らず整った顔立ちの3人組。

「お、来た来た。本物のSクラ女子だぜ」

「やっべぇ・・・。うちのクラスの女子よりレベル高ぇ・・・」

「うちのクラスも相当だけどこれで頭もいいんだろ?」

本物?そりゃ本物ですとも。

かわいいってのは彩菜ちゃんのことだね。

席に着いた私達をじっと見つめる彼等。

「えーっと・・・。と、とりあえず自己紹介しようか」

苦笑気味の霧生君の言葉で視線から解放された私たちは深く息を吐いた。

「とりあえず俺からでいいかな。俺は霧生永遠。よろしく」

「俺様は琉堂邏生だ」

「御影魁人」

3人に紹介を聞いた彼らの視線は再びあたし達に向く。

あたし達は引きつった笑顔を浮かべた。