―――翌日。

現在4時間目。

音楽のテストがもうすぐ終わります。

これがおわったらお昼休み♪

そう思っていたら、鐘が鳴った。

「はい終わり。前にまわせ」

その言葉で解答用紙を前にまわす。

っていっても、前1人しかいないんだけど(笑)

「とりあえず筆記は終了~。美鶴、あそこでお昼食べよ」

「うん」

「ちょ、待って!」

席を立った瞬間、霧生君の声が。

あたし達は振り返ると首を傾げてみせた。