「えと・・・音葉美鶴デス。よろしく」

あたしは満面の笑みを浮かべてあいさつする。

「あたしは豊松彩菜。よろしく。イケメン3人衆」

彩菜ちゃんも素敵な笑みで挨拶をしていた。

「ところで。音葉はアイドル志望か?その容姿だし」

「え?違うよ。あたしは作曲家志望」

「「「もったいないことを・・・」」」

「ホントよね」

4人は意気投合。

置いてけぼりのあたし。

皆は何かを話した後、何か悪だくみを考えた子供のような顔をした。

その顔にあたしは寒気を感じた。