「こんぐらい、本気。」


「へぇ～！」




莉久さん、お姉ちゃんにキスを見られるのがとてつもなく恥ずかしかった。





「もう～！」


「ごめんなぁ～。」





次の日。






あたしはいつものように、学校へ行った。






いや、いつもと違う。



「ふぁぁ～。
ねみーよ！」


「わかったって！
いいから早く学校に行くよ。」





隣にあたしの大好きな人がいる。







さっきからずっとあくびをしている莉雨。







昨日ずっと夜更かししているからいけないんだよ。







全く…もう～！