「莉雨くん、好きー。」 「っふ…。 俺も。」 「たくさんたくさん好きなの!!」 「ぜってー、俺の方が好きだな。」 好き、好きっと。 今まで言えなかった言葉を言い合った。 まさか。 夢が叶うなんて思わなかった。 あんなに小さない時からあたしたちの思いは通いあっていたなんて…。