明日だ。 莉雨が海外に行く日が明日に迫る。 あたしたちは荷造りの用意を手伝った。 樹利くんと美沙は同じ大学へ、あたしは中心部にある大学へ進学することになった。 大学生になったらいやでも離れてしまう。 それがさびしくて、たまらなかった。