「とりあえず座りなよ。」 あたしたちは向かい側に座った。 イライラしている莉雨をとりあえず落ち着かせる。 「莉雨ってば…。 本当に低血圧だね。」 「うるさい!」 「樹利くん、何? あたしたちに話って…。 莉雨は放っておいていいから話して。」 「おい!」 すると樹利くんは下を向きモゾモゾ。 ん?