「あ、やべー。 待ち合わせに間に合わねぇじゃん。」 「あ…。 そうだ。 ごめん!! 早くいこっ。」 「あぁ。」 2人で手をつなぐ。 走れない莉雨・ あたしは莉雨の車いすを押して走る。 「ば…! 死にそう。」 「しなないから。 あたしに任せてってば!」 「不安すぎる…。」 あたしは笑って、走った。