「琴音にはかっこわりぃ姿、見せたくねぇんだ。」 え…。 「いつだってかっこいいまんまでいたいから。」 「わかる気もするけど。 一番そばにいるのは琴音なんだよ。 自分が頼られていないって思ったときに悲しくなんじゃね?」 そのとおりだった。 助けてあげたい!! 助けてあげたいの…。 だから、だから。