「…というわけよ。」





そう長々と説明した。






説明し終えると、莉雨は笑った。



「めんどくせぇな~。」




そう言ってる莉雨。






莉雨はこういうこと、嫌いだもんね。







めんどくさいって…。


「明日までに考えてこなきゃいけないの。
一緒に考えようよ~!」


「あぁ、いいよ。」


「じゃぁー。
後で莉雨の部屋に行くね。」


「え?
うちなのかよ。
琴音んとこは?」


「うちはお姉ちゃんと莉久さんがいる。」


「あ、そっか…。」