そう思っていると。 数分後。 きれいに見違えたお姉ちゃんがいた。 メイクもしっかりして。 すごくきれいになった。 「だってメイクが完全に落ちてたから。 あ、琴音~? この髪留め、借りてもいいかな?」 「あぁ、いいよ。 お姉ちゃんが髪留め使うなんて珍しいね…」