「ちょっと待って」 「あぁ、生きてたんだ?」 やっと喋った男に対して きつめの言葉を投げかけた。 てゆうか、あたしのファーストキス… 「……あんた、名前は?」 「なんであんたに教えなきゃいけないの」 誰がこんな変態に 名前なんて教えてやるものか。 「いいから答えてよ」 男はめんどくさそうに 髪をかきあげながらそう言った。 「なんであたしだけが教えなきゃいけないの」 何言ってんだろ。 これじゃまるであたしが こいつの名前を知りたいみたい。