最愛〜最高の涙を君と…〜






「ま、よろしく」



そしてさらにあたしの
凡人さも引き立つことだろう。



「麗、適当すぎっ!山都気ぃ悪くすんなよ?こいつ悪気ないから」

「あぁ、大丈夫、大丈夫!」



へらへら笑ってる山都を
犬みたいって思った。



「ま、とりあえず移動しましょ。目立ってるし」



夏帆がそう言ってあたし達は
人の少ない中庭に移動した。



それから、ご飯を食べながら
色々話してくうちに分かったけど
山都は人見知りのあたしでも
驚くほどに馴染みやすい。



そして明日からも4人で
ご飯を食べる事に。












その日は何事もなく
1日が終わってあたしは
家に帰ってすぐ寝てしまった。