「はぁ」 またタメ息。 ………嫌われた? ―――――――――グイッ 「わっ、」 気づけば颯に抱き抱えられて 上体を起こされた。 「一緒に寝るならベッドね」 そう言われて 顔が熱くなるのが分かった。 「うん」 電気消しといて良かった。 顔が赤いのがばれちゃうから。