「……別に、いいけど。このまま1限さぼっちゃおっか」




なんだかこの雰囲気…居心地悪い。


あたしはフェンスの方に
歩いて行った。




「話、あるんだけど」

「………う、ん」




なんとなく瞬の顔を
見ることができない。





「麗、こっち向けよ」

「………」





なんなの…

瞬のそんな声知らない。
まるで初めて会った人と
2人でいるみたい。