「まぁ、とりあえず上がって。コーヒーでも淹れるし」




そう言うと瞬と翔君は
スタスタと部屋に入っていった。




「ごめん麗!帰ったら2人ともいて、誤魔化しきれなかった…」

「いいよ。どうせ明日には言うつもりだったし」

「あとね、一ノ瀬先輩がいること言ったら翔君すっごい怖い顔してた」

「え、どうして?」

「んー分かんないけどこの前なんか言ってたよね?」




あ、そういえば颯に
関わるなって言われたっけ。




「「おい!何してんだよ?」」



部屋の方から
瞬と翔君の声が聞こえて
あたし達は部屋に行った。