「まぁ、ざっと説明するとこんな感じ?」
「分かりました」
「まぁ、後は追々ね。分からないことがあったら颯か俺になんでも聞いてね」
にこっと笑った大輝さんは
やっぱりどこか落ち着いていて
大人の男性って感じ。
「はい、よろしくお願いします」
「それで、制服なんだけど…」
あ、そっか。
颯は昨日どんなの着てたっけ?
「俺、昨日ずっと考えててさ……………」
なにやらカウンターの下で
ゴソゴソしている大輝さん。
「これなんかどうかと…」
真剣な顔で大輝さんが
取り出したものは、
メイド服だった。
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