最愛〜最高の涙を君と…〜








あたしの顔をじっと
見つめてると思ったら、




「今日もアホ面だね」





……………。






「麗の友達?」

「は、はいっ!松田夏帆ですっ」

「はじめまして…じゃないか。保健室で会ったよね」

「あ、え、はいっ」

「じゃあ、夏帆ちゃん。これからも俺の麗をよろしく」






「「!!!!?」」








颯は無表情のまま
とんでもない爆弾を落として
学校とは反対方向に歩いて行った。