「え?高校生だろ?」
驚いた大輝さんとは正反対の
無表情のままの一ノ瀬颯。
「まぁ、色々ありまして」
詳しいことを話すつもりはない。
ここにはきっともう二度と
来ないだろうから。
「で、何してたの」
本当むかつく男だな。
「……バイトの面接。落ちたけどね」
「ふーん。じゃぁここで働けば?」
は?今、なんて…
「おっ、いいじゃん。麗ちゃんなら大歓迎。男の客が増える♪」
「おーい、聞いてんの?」
「………」
「麗ちゃーん?」
「えっ?…あ、はい。え、でも、いいんですか?」
大輝さんの顔を見ると
大輝さんはにっこり笑って言った。
「もう一人募集かけようと思ってたんだ。バイト探してたなら言ってくれたら良かったのに」

