「セイさん、熱があるなら少しお休みになられた方が良いんじゃ無いでしょうか?」
「…あまりこっちを見るな。」
…あっ、また私怒らせちゃったのかな。
セイさんからしたら余計なお世話か…。
「そう意味じゃねえ…チッ…もう行くぞ。」
セイさんに腕を引っ張られる、私、そしてそんな私達を見て未だ大爆笑する咲也さん。
「ぷぷっ、寂しくなったらいつでもおいでーーオヒメサマ?」
「…話しかけんな。」
「はいはーい。」
セイさんをこんなにもイラつかせる咲也さんは一体何者なんだろうか。
と、不思議で仕方がなかった。
そして、部屋を出る間際
「ーー君はあの人の瞳そっくりだ。」
何か言ったのは気のせいだろうか?



