金色の瞳は、私からヒロくんへと移る。 「…っ!んだこの酷い怪我は…!」 「…ヒロくんを、たすけて下さいますか?」 「…あぁ、当たり前だ。」 「ほん…と…です…か、有難う…ございます。」 「あぁ、お前の望みなら何でも叶えてやる。取り敢えず、お前は少し休んでおけ。」 その言葉に一気に力が抜け、私は意識を失った。 最後に見たのは、金髪の髪に、空に輝く無数の星達だった。