「ダメっ…目を合わせては…」 少女は藍色の瞳を逸らし黒いマントに顔を埋める。 咄嗟に、少女の細くて白い腕を掴もうと一瞬触れるが震えながらも俺の手を振り払う。 「お前は何にそんなに怯えている?」 そう、俺が問い掛けると 少女はゆっくりと手を持ち上げ指差した。 ……俺の瞳を。 「貴方のその星の様に綺麗な瞳を見ると、吸い込まれて思わず貴女を見詰めたくなるの。」 そんな、告白とも受け取れる様な事を囁かれて俺は柄にも無く頬を紅く染めた。