全部、私からだった。

「そのせいで、仲間が死にかけた」


その言葉に、私は思わず顔を上げて彼女を見た。



本当に驚いた。

りっくんが生死のかかった仕事をしているという事実に。



彼女は、一つ息をつくと静かに続けた。



「あの日――

あなたが待っていたんでしょう?」



りっくんは、私のところへ早く戻ろうとして、それで……仲間を危険にさらすようなヘマをした?



ショックだった。



だってあの時、りっくんはそんなこと一言も口にしなかった。

それを知っていたら、あんな風にりっくんを頑なに拒否したりしなかったのに。



今更知ったところで、どうしようもない。

もう手遅れだ。