全部、私からだった。

りっくんは、私に冷ややかな視線を落として、


「構わねぇよ。シーツ汚れたら捨てるだけだし。なんなら風呂行くか? けど、どうせ――

そんなの嘘なんだろ?」


酷い言葉を吐いて嘲笑を浮かべた。



信じられない。

りっくんがこんな事を言うなんて。



「いやだ、本当にいやっ。お願いやめて」


たちまち目から止め処なく涙が溢れ出す。


泣きながら、しゃくりあげながら、無我夢中で訴えた。

何度も何度も。



それでもりっくんは、私に覆いかぶさったまま、離れてはくれず……。


いつものりっくんとはまるで別人で。

獲物に食らいついた猛獣のようだった。



怖くて、悲しくて、悔しくて――

行為の間中、私はずっと泣き喚いていた。