全部、私からだった。

りっくんの視線を逃れるように天井を見上げて「うん」と答えると、「何段目がいい?」と意地悪なことを聞く。


またムカついたけれど、それでも真ん中っぽい「二段目」と答えると、りっくんはお臍にその唇をそっと落とした。



「やっぱ一段目」

キスはお臍の少し上へ。


「やっぱ三段目」

お臍の少し下へ。


「やっぱ、やっぱ、二段目」

再びお臍へ。



そうしているうちに――

いつの間にか、りっくんのキスは愛撫に変わっていて。



気付いたら私は、エッチな声をもらしていた。