全部、私からだった。

りっくんは急に真面目くさった顔になり、真っ直ぐに私を見据えて口を開く。

「多恵、俺の三度の飯は、お前が作るんだ。これは命令だ、わかったか?」



また涙がボロボロとこぼれ出す。



そんな私にりっくんは、口元を緩めてフワリと微笑むと、




「平澤多恵さん――

僕と結婚してください」




そう言って、額にいつものキスを一つくれた。





≪プロポーズはりっくんから≫