東京国、設立。





学校に着くとすぐに和は

「生徒会の会議があるから」と、

職員室の奥に

消えていってしまいます。




いつもいつもお疲れ様 と

心の中で呟く私でした。



それに比べ

チャラ男くんの七海は

"髪をセットしたい"と

トイレに入っていってしまいます。



しょうがないやつめ。

だけど恨めません。

そんなもんです。



1人ぼっちになった私は

先に教室に行くことにしました。




「琴音、おはよー!」

「おはよー!」




友達と挨拶を交わし

教室の扉を開け

自分の席に座る。