「桃太郎、お前はこの私に勝てるほどの実力者なのか。」 俺が鬼か。 「なぁに、棒読みでセリフ読んでんだよ。」 「春真君!と...太地??なんでいんだよ。」 「いやぁ、海星の演技見たいってこいつが言うから連れてきた。」 「俺様は...海星の演技うまいと思うからさ。」 俺の演技ってうまいんだ。 「やってよ、2人で。見せて。」 「太地のくせに先輩に指図すんなよ。」 「学校では同級生って言ったの春真君ですから。」 「おう!」 ひさびさに、本気で練習すっか。