トマト100%



「桃太郎、お前はこの私に勝てるほどの実力者なのか。」

俺が鬼か。


「なぁに、棒読みでセリフ読んでんだよ。」

「春真君!と...太地??なんでいんだよ。」


「いやぁ、海星の演技見たいってこいつが言うから連れてきた。」

「俺様は...海星の演技うまいと思うからさ。」



俺の演技ってうまいんだ。



「やってよ、2人で。見せて。」

「太地のくせに先輩に指図すんなよ。」


「学校では同級生って言ったの春真君ですから。」

「おう!」



ひさびさに、本気で練習すっか。