メールだ。

春真君!?



死んだはずの春真君からメールがきた。

一瞬ものすごくとまどったけど、すぐわかった。



あれだね。

携帯って、メール予約とかできるじゃん?




いったい何人にこのメールを送っているのかはわからなかったが...。

嬉しかった。


世界に出た春真君の中にまだ俺がいたことに。





(日本で元気にしてる!?俺は...元気とは言い難いなww
 このメールは最後になると思う。

 つか、これ天国からのメールよ!
 もう連絡来てるだろ。

 俺は世界なんて無理だった。
 通用しないんだな。

 俺とお前らは、将来絶対ライバルになると思ってた。

 でも、そうじゃなくて...。

 俺じゃないんだよな。

 今でも俺は思ってる。

 お前らは世界でも通用するって。

 何が言いたいかよくわかんないけど。



 お前の中に、春真君って人がいたってこと...忘れないでほしい。)