「そおか…」 「あぁ… お前はちゃんと愛が好きか?」 「あぁ」 真っすぐにオレの目を見る大虎の瞳は、 『迷いはない』そう言ってるような気がした。 勝てる気しねぇよ… それでもオレは愛が好きだ。 でもアイツの泣く顔は見たくねぇから、諦めようと思う… 「大虎、一誠まだ、話してるの? もうそろそろ倉庫に帰るよ〜」 あぁ〜ダメだ… 笑顔で名前を呼ばれるとまた好きになっちまう…