桜が咲く頃に…。



そうちゃん。ごめんね?…本当にごめんね?


何も気付いてあげられなくて…。何もしてあげられなくて…。






あの涙は…きっと、そうちゃんの唯一の弱音だったんだ。


そうちゃんは…あたしの前では、いつも強がって…弱音なんて吐かなかった。




だから、そっとしておこうと思ったんだ。



そうちゃんが泣いている時…あたしは、そっと見守っていた。




だけど…。



見ていると…あたしまで、涙が溢れてきて…。









恋って…こんなに苦しいんだ。

人を好きになるって…こんなに辛いんだ。



だけど…。



人を好きになるって…。




こんなに温かいんだ…。