桜が咲く頃に…。



そうちゃんのこと…たくさん傷つけた。



小さい頃から、迷惑もかけて…。助けてもらってばかりで…。


大きくなっていけば…そうちゃんを避けるようになって…。



でも…そうちゃんを好きな気持ちは…変わることはなくて…。



矛盾すぎる、自分に嫌気がしていた。



どんな、あたし対しても…。



そうちゃんの態度は…いつも優しくて…。



本当に…天使のような人だった。



男の子に…天使なんて似合わないかもしれない。



だけど…だけど…。



本当に…そうちゃんは、天使のようだったの。