あたし、そうちゃんと…ずっと一緒だと思っていたんだ。
バカだから、これから起こることなんて…分からなかった。
でも…何となく気付いてたよ。
大きくなれば…あたしと一緒に居るなんて嫌だろうなって…。
あたしも、恥ずかしかったから、そうちゃんと同じ気持ちだったよ。
だけどさ…。
守ってくれるのは…。昔と変わっていなかったね。
あたしが、ピンチのときは…ヒーローみたいに飛んできて、助けてくれたよね。
なのに…。
あたしは、そうちゃんの優しさを無駄にした。
“余計なお世話だから、ほっといてよ!”
覚えてる?
そうちゃん、驚いてたよね…。
そうちゃんは…何も言わなかった。
あたし…凄く、後悔してるの。
そうちゃんに、あんなヒドイこと言って…。
今でもね…後悔してるんだよ。


