桜が咲く頃に…。



でも、やっぱり…。


そうちゃんを忘れることなんてできない。


今なんて、尚更できないよ。



そうちゃんのことを忘れたくない。




だけど…高校生だった、あたしの頭の中では…どうすればいいのか分からなくて…。


必死に、そうちゃんを忘れようとしたんだ…。



だけど…。


やっぱり無理だった。





このまま…想い続けるのは…辛いと思ったんだ。



だって…、幼馴染の関係から、恋人になるなんて考えられなかったから。