「...えっと、なんていうか...まだ自分でもよく分かってなくて...気持ちの整理がついたら、ふたりにも話すから....それじゃ、ダメ...?」
「............。」
「....うっ...ごめん...」
「.....マリアが言わんとしてることは何となく分かるよ。好きになっちゃったのはどうしようもないしね。」
「....うん。」
「でもね。芸能人ってのは、あたしらが考えてるような華やかな人じゃないんだよ。仕事もキツいし、行き過ぎたファンがストーカーしてきたり、出向いた先には必ずマスコミ。プライベートも何もないの。そんなひとが相手になったら、あんたもきっと被害受けるんだよ?分かってる?」
....みおちゃんは、この世界のこと
他の誰より知ってるんだ。
たとえ読者モデルだとしても、身近で芸能界を見ていることにはかわりない。
きっと、みおちゃん自身も辛い目にあったから
こんなに心配してくれてるんだね。
「....まだ、分かんないの。さっきテレビ見て、ハルちゃんが言ったみたいに体中がビリビリってなった。...それ、恋じゃないのかもしれない。...でも!もし、これが本当に恋なら芸能人とか関係なしに、私は自分の気持ちを大事にしたい...っ!それじゃ、ダメなのかな....」
