結衣は、これからどうしたらいいんだろうと?途方に暮れていた。




どうやったら、元の世界へ帰れるんだろう?。




そればかりを考えていた。



すると、結衣は6歳の自分に話し掛けられた。




「ねぇ、お姉さんは、帰らなくていいの」




「うん……私は、まだ大丈夫よ」



「そうなんだ、じゃあね」



6歳の結衣は、笑顔で帰って行った。




結衣も、自分の家までの道を歩いてみた。




玄関の前で足を止めた。



だけどそれ以上、進むことは出来ず……その場に立ち尽くしていた。