結衣は、急いで二人が遊んでいる(自分の記憶の中では居たになるけど)公園へ向かった。



結衣・彰兄さん、どうかまだ二人とも無事でいてと願い、息を切らしながらも、懸命に公園まで走った。



自分が、公園へ到着すると二人はまだキャッチボールをしていた。



その光景見た結衣は、心の底から安堵した。



だけど、安心するのはまだ早い。



これからが、本当に自分がやらなければいけない事が起こるんだから……。



そう思った瞬間だった。



結衣がボールを取り損ねた………